プレゼンツールとして使用
優秀なモデルベース開発者であるMさん。彼には悩みがありました。Mさんの仕事は、よりよい制御方法を実現するためのモデルを作成する事。
エコの時代ですから、やるべき仕事は沢山あります。ですがそれはMさんの得意領域。悩みでも何でもありません。彼が悩んでいたのは・・・
上司が分かってくれない!?
Mさんはとても優秀な方。ですから、ぜひ上司の方に、いかに良い仕事をしているのかを分かってほしい所。定期報告会の中で、Mさんは成果を一生懸命報告します。
しかし、上司の反応はイマイチ鈍い。これには理由がありました。
上司は、とても優秀なビジネスマン。エンジニアではなくビジネスマンだったのです。モデルを見せてもあまりピンと来ません。
ですから、ふーむ、そうかそうか、と言うしかなかったのです。そこで、Mさんは一計を案じます。
モデルの専門外の人にも分かるような、プレゼンを作ろう!
何が良くないか。それは、「エンジニアが見慣れている画面」を見せてしまったことです。そうではなく、「一般人が見慣れている画面」を見せなくては、ピンと来ないのも当然です。
そこでMさんは、OpenPLATEを使用してGUIを作成しました。もはや、モデルが動いているようには見えません。一般ユーザーでも目にした事があるような、制御パネルが動いているように見えます。
頭の良いMさんは、さらに一計を案じます。大切なプレゼン時に、いきなりモデルが動かなくなる事もある。これは非常にマズい。
そこで、あらかじめOpenPLATEでGUIを作り、デモ内容を記録しておきました。
そして、プレゼン当日にデモ内容を再生。
今度は無事にプレゼンも済み、上司の方の反応も上々だったそうです。